虫歯治療最新事情(2)◆削らない治療歯は出来るだけ削らないほうが長持ちする。だが、従来の治療では、健康な部分まで削ってしまうことがあった。
レジンによる接着技術の進歩により、削る範囲をこれまでの金属に比べて大幅に減らすことができるようになった。そのため、削る範囲が少ない方法が広まりつつある(表2)。いずれも痛みや振動が少ないのが特徴だが、保険が適用されない。このため、あまり普及していないのが現状だ。 ◆3―4か月に1度 専門家のケア利用 虫歯は予防するに越したことはない。丁寧な歯磨き、フッ素入り歯磨き粉を使う、歯の修復作用を持つキシリトールやリカルデントが入ったガムをかむなどの方法がある。 だが、毎食後きちんと磨いているのに虫歯になると悩んでいる人も多いはず。「歯磨きでは取り除けない歯垢(しこう)や細菌の膜がある。虫歯を個人の努力不足と責めるのは酷で、予防には歯科医によるケアが必要だ」と、ウチヤマ歯科医院(埼玉県所沢市)院長の内山茂さん(49)は指摘する。 内山さんは10年ほど前から、歯科衛生士などの専門家が、器具を使って歯の表面をきれいにする「PMTC」という方法を始めた。3、4か月に1度、定期的に口の中を掃除することで、虫歯予防効果が期待できる。ホームページで「PMTC」を掲げる歯科医院も急増している。 2002年3月17日 東京読売朝刊 | ||||||||||||||||||||||||