(1) 義父母との同居がつらい

 結婚15年目の40代の主婦です。同居している夫の両親にこまっています。

 義父は私の友達からかかってきた電話を取るたびに、「だれに用があるんだ」「何の用だ」などとどなりつけ、 相手をこわがらせます。

 義母はいつも命令口調です。先日も、義母の旅行のお土産を私の実家に届けるようにたのまれ、忙しかった ので「明日でもいいですか」と言ったところ、義母は怒り出しました。

 翌日の早朝、義母は自分でお土産を持っていき、私の両親に「嫁が持っていきたくないと言っている」などと 私の悪口を言いつけるのです。きちんと説明すると、今度は歯向かったと言って、また怒る始末です。

 夫は放っておけばいいと言ってくれますが、こんな義父母と、これから先も一緒に暮らすのかと思うと、つらくて たまりません。どうすればいいのでしょう。(千葉・智子)



 人は老いて体力がなくなってくると、反比例して、口がうるさくなるようです。口だけが頼りになるのですね。自分の 非力にいらだち、言わないでもよいことを、言うようになります。へらず口、憎まれ口、というやつですね。ひどいことを 言われた時は、義母が言っているのではなく、老いが言わせているのだ、と思い、聞き流しましょう。

 賢明なあなたは15年も、そうしてきたのですから、ここで堪忍袋の緒を切ったら、これまでの努力も水の泡です。さ いわいご主人は理解して下さっているようですから、いよいよ腹にすえかねた時は、ご主人からたしなめてもらいま しょう。その場合は、決して「告げ口」したと取られないように、ご主人の一存で注意する形にします。ご主人の協力 が必要です。

 義父の応対については、知り合いの人たちにあらかじめ吹き込んでおきましょう。この場合も、悪口として受け取ら れないように配慮します。何かと大変ですが、思い詰めないことですよ。
 (出口:作家)