昨年の出生数、過去最低更新
115万6000人、厚労省推計
02年に生まれた赤ちゃんは115万6000人で、前年を1万5000人下回り、過去最低を更新することが厚生労働省が31日付で公表した人口動態統計の年間推計でわかった。人口千人あたりの出生率も9.2で過去最低。政府は03年を少子化対策元年と位置づけ、子育て支援などに力を入れる方針だが、適齢期の女性人口が減っていることもあり、回復への道のりは険しそうだ。
婚姻数は75万5000組で、前年比4万5000組の大幅減。00年は「ミレニアム(千年紀)婚」で結婚する人が大幅に増えたが、後が続かず、出産に結びついた兆しはない。
死亡数は97万8000人で、前年に比べ8000人増えた。高齢者人口が増えていることによる要因が大きい。
出生数から死亡数を差し引いた人口の自然増は17万8000人。かろうじて20万人台を保った01年に比べ、2万2000人減った。20万人を切るのは99年以来、2度目だ。
離婚件数は29万2000組で、前年より6千組増えた。人口千人中に占める離婚率も2.31で、数、率ともに過去最高を更新した。

(01/01/03)
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